猫と快適i-smart生活

猫に餌を出す係の博士の日記

i-Smartに決めた理由 その6(住宅関連の法律の改正)

前回の続きです。
私が i-Smart に決めるまでの道筋について振り返っています。

FPの家の展示場に行く(続き、まだ2014年 年の瀬)

この工務店の営業さん曰く「大工が木の特性を良く知っているから良い家&地震に強い家が建てられる」。この神話は阪神・淡路大震災の時に崩壊したのは有名な話です。大工さんの経験任せで家を建てると大変なことになります。安全な家を建てるには、建築学の発展と法律の整備が重要です。


もちろん大工さんの腕も重要ですが、大工さんの経験を強調するのはあまり感心しません。耳学問ですが、阪神・淡路大震災後に法律が変わって、在来工法もかなりマシになったとのこと。接合部にこだわったハウスメーカーだと、在来工法でもかなり結構丈夫な家が建ちます。法律施行前後で在来工法の耐震性は大きく変化しますので、中古住宅を購入するときには注意すると良いでしょう。


ちなみに、建築関係の法律が大きく変わったのは1981年で、これ以前と以後では建物の耐震性が大きく違います。中古マンションとかを購入する場合は、1981年以前の物件に手を出してはいけません。住宅関係だと、1995年に大きく変わっています。シロアリ対策(阪神・淡路大震災の時に崩壊した住宅の多くはシロアリにやられていた)と結合部の強度の向上とが大きな変更点です。また、2000年に地盤の強度を考えて基礎を選定するように変わっています。したがって、中古住宅は2000年以降の物件が安全でしょう。


さて、FPの家で話を聞いていると、営業さん風貌はベテラン風でしたがはどうやら中途採用の新人で、よくわかっていない人のようでした。その後、詳しく説明してくれる人がでてきました。話を聞いていたら、なんか知り合いがこの工務店で家を建てようとしているような感じでした。


そう言えば、彼と呑んだ時に「家を買う時に、中間マージンや広告の費用を払いたくない」といった趣旨のこと言っていたなと思い出しました。確かに、ハウスメーカーの施工は地元の工務店で中間マージンが発生する構造になっています。中間マージンの割合が大きいと無駄な出費と言えるかもしれません。一方で、家の価格に組み込まれている広告料の割合は小さな工務店の方が高い可能性もあると思います。あとで時間ができたら調べてみようと思います。


続く

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