パワコン騒音問題:SMAと比較すると5.6倍煩い
太陽光発電のパワコンは選ぶ時代と言われています。
選ぶ時代になった以上、品質が悪いメーカーのパワコンは淘汰される時代になることになりますが、無知ゆえにパネルに目がいって、パワコンの性能差があまり認識されていないという問題があります。さらに、太陽光発電の買取制度で、業界が焼け太りしているので、品質が悪いメーカーも当分安泰なのでしょう。
とはいえ、消費者もパワコンにグローバルスタンダードを求めても良いはずです。抱き合わせ商法で、あからさまに性能が悪い商品を押し付けられるのはNOです。
先日の記事で、田淵電機とオムロンのパワコンの煩さの比較をしました。4倍煩いと書きましたが、正確には、3.5倍煩いことになります。
次に、私が導入したいと考えているSMAと比較します。この場合、なんと田淵電機のパワコンは5.6倍も煩いのです。SMAは世界でトップシェア、パワコンの騒音問題に真摯に取り組んできた結果です。
静音性にこれだけの性能差があることを調べて購入する人は少ないと思います。で、パワコンは煩いものだと営業さんに言われて、不快な音を受け入れ押し付けるのです。無知は罪という言葉が浮かんできます。
「すべてのパワコンは煩いものだ」という昔の常識は今や間違いです。「煩いパワコンもあるが、静かなパワコンも存在する」というのが事実です。
パワコンのオプション化ができないのであれば、パワコンの部分だけ工事後に取り替えるなんてことも考え始めています。数十万でストレスフリーになるのであれば安いものです。