モダンな外構、カジュアルな外構
よくわかっていない人が外構を設計すると、デザインのミスマッチは酷いことになります。
i-Smart のようなモダンな家のアプローチは、幾何学的だったり直線的な感じがセオリーですが、平気でカジュアルな感じの曲線を多用した外構プランを考えてくる設計さんがいたりします。
有名そうな外構屋さんに行ったのですが、建物がモダンなのでモダンな感じにしてくださいと言ったのに、カジュアルというかカントリーな案を平気で提示されて閉口しました。担当によって能力差が大きいのかもしれません。
この外構屋さん、よく調べてみると、専門で勉強をした人がいなく、重機資格ばかり取得している人が、営業&設計を行っているところでした。デザインや園芸を学んだ人が営業をするのはOKですが、そうでない人が設計を担当するのはどうかと思います。
その後、小さな会社に行きましたが、この会社3名しか社員がいませんが、営業とデザイン&設計をキチンと役割分担をしていました。社長はしっかりと大学で園芸を勉強した人、これまでも違うものかと感心しました。
人の能力は有限です。家でも営業さんと設計さんはキチンと担当が分かれていますよね。良いデザインを提示できる偏った才能の持ち主が、気を使いまくることができるなんてことは、そう簡単にないというのも事実です。