i-Smartに決めた理由 その4(住宅ローン)
前回からの続きです。
私が i-Smart に決めるまでの道筋について振り返っています。
2014年 年の瀬
まあ、一条工務店の営業さんに現実を突きつけられて、トボトボと家に帰ってきてから家族会議。まずは予算をどうするのかという問題を解決しなければ。Mac使いなのでNumbersで私と嫁+共通財産の総額と収支を正確に算出したところ、提示された金額ならば、生活レベルを変えなくても大丈夫なことがわかりました。
ーーーー お金の話 ーーーー
これは後になって判明したことですが、i-Smart + フラット35Sであれば、借り始めの10年間は 0.6 % も金利が低くなります。さらに、一条工務店の住宅ローン i-flat ならば、手数料は 0.4 %、他の銀行の手数料は2% くらいなので、手数料は1,000万円当たり16万円くらい安いことになります。
住宅ローンは融資開示時点の金利なので不確実な要素が残りますが、仮に現在の金利で20年間借りるとすると、「借り始め10年間の金利は0.5 %」 - 「住宅ローン控除 1%」 で、0.5 % ほどのマイナス金利、ざっくりと色々な経費を差っ引くと、1,000万円当たり3万くらいの利子がつくことになります。つまり、銀行の定額貯金よりよっぽどお得ですね。安倍総理、補正予算どうもありがとうございます。遠慮なく頂戴します。といったところでしょうか?
ただし、フラット35S のマイナス金利は、今年度の補正予算で割り当てられた枠がなくなれば終わりなので、早めに申し込んだ方が良いかと思います。私はやや多めの金額にして申し込みました。
ーーーー ここまで ーーーー
「i-Smart の性能は、他のハウスメーカーのラインナップと比してとても良い。これならば吹き抜けでも快適が生活が得られる。」と納得した後に、他の選択肢がないものかと調べ始めました。
FPの家という対抗馬に気がつく
こたつとフュージョンしながらダラダラ調べてみると、FPの家というものがあることに気がつきました。FPの家は、ざっくり書くと「FPパネルを使って家を建てる工務店の集合体」のようです。FPパネルとは、硬質ウレタンパネルを木枠で囲んだものです。パネルといっても、2x4 や 2x6 のようにパネルとして建物を支えている訳でも、防火性能を高めているわけではないところに注意が必要です。i-Smartより、耐震性・耐火性は低くなります。
一方で、硬質ウレタンは、なかなか熱を通しにくく、同じ厚さであれば、i-Smart の壁と屋根に採用されている質の良いEPS(発泡スチロール)より熱を逃がしません。ちなみに、i-Smart でも、幅が十分にとれない床には、硬質ウレタンパネルを使っています。