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猫に餌を出す係の博士の日記

地震保険はあまりに割りに合わない保険

3.11を経験すると地震保険に入っておかなければと思った人もいるでしょう。地震時の火災は、火災保険の適用外だったりもするので気になります。


各地の地震保険料の格付けは価格コムのサイトにまとめられています。さて、この格付けって適切なんでしょうか?
例えば、一条ブログで有名なSさんが住んでいる茨城県について考えてみます。茨城県は、関東では北に位置し、南側の神奈川と比べると、地震のリスクは圧倒的に低いです。


歴史的に見ても神奈川県は、関東大震災で多大な被害を受けていますが、茨城県は、プレート境界から離れているので、地面の揺れで多大な被害をもたらす大地震と巨大地震は過去に例がありません。M7クラスの地震が起きていますが、大抵は深い地震で、被害は限定的です。多くの首都直下地震と言われる地震で、被害が限定的であるとの同じです。


首都直下地震ですが、学者のコメントも含めて脅かせば良いみないな感じになってやしませんか?
まあ予算を取りたいって気持ちは分かりますが、度が過ぎるように見えます。


神奈川県と似たり寄ったりのリスクと見積もられては、おへそが茶を沸かさあです。正直なところ、数倍くらいの開きがあっても良いと思います。これって誰が算出しているんでしょうかね?


さらに言うと、最近の耐震性の向上が適切に見積もられているのかもかなり怪しいです。3.11のような巨大地震において、地面の揺れによる被害は限定的であることは割と知られた話です。当然、3.11でもそうでしたし、最近M8クラスの地震がバンバン起こっているチリだって、地面の揺れによる被害は限定的です。現在は、被害発生確率のレートが不当に過大に見積もられている状態です。


多分偉い人が算出しているんだろうけど、あまりに保守的になりすぎていませんか?
現行のシステムで地震保険が真に必要なのは、古い建物に住んでいる、もしくは、住宅密集地に住んでいる人(地震後の火災は怖いですからね)です。
地震後の火災リスクが低いところで i-Smart を購入する人が地震保険に入るのは全くもって割に合わないと思います。

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