設計時に気をつけたいこと 寝室にテレビは必要ですか?
ブログを読んでると多くの方が寝室にテレビを置くプランにしているようですね。流行の科学ってのは結構面白くて、「Sync」って本の後半の方に書かれています。蛍のひかりがシンクロするメカニズムとかも書かれているので必見です。ただし、私はこの研究者の考えにイマイチsyncできないのですよね。
我が家でも、設計士さんのプランには寝室にテレビを置くようになっていましたが、寝室にテレビを置きませんので、設計を変えてもらいました。寝室では
- 夫婦の会話
- 本を読む
- 心をニュートラルに持って行く
といったことをするのが重要だと私は考えています。
基本的にテレビは好きなのですが、寝室にテレビがあると興ざめですし、私の欲している寝室の役割を果たせなくなってしまうような気がします。
家の場所ってある程度、機能で分けてみると良いのではと感じています。例えば、
- 朝のキッチンは、テレビで情報を入手しながら料理&食べる場所
- 休日のリビングは、リラックスをしながら、好きなテレビや庭でも見ながらダラダラする場所
- 夕方のキッチンは、スローに会話を楽しみながら料理&食べる場所
- 夜のリビングは、リラックスをしながらお酒でも飲むところ
- 書斎は、仕事を集中してこなす場所
- 寝室は、読書でもしながら夫婦の会話を楽しむところ
という生活が良いと思うのであれば、それに沿ったプランにすれば気持ち良く過ごすことができそうです。
人によっては、寝室にテレビが必要なプランもあるかと思いますが、そうでない人もいるでしょう。設計時に一度自分に問いかけてみてください。「本当に寝室にテレビが必要か?」と