愚痴りたい夜もある
猫の執事は、基本的に家に愚痴を持ち込まないようにしています。
しかし、プロジェクトの仕事で、あからさまに手抜きなものを持ってこられると、さすがにムッとします。でも大人ですからダイレクトに文句を言わず、みんなで何時間もかけて修正することに異論はありません。
プロジェクトメンバーは全員それぞれの専門家ですし、多くの仕事を抱えています。修正作業は結構大変だし、手抜きの仕事をした人もプライドが高いので修正になかなか応じてくれません。まあ、キレる人もいるでしょう。
でも、今更文句を言ったところで、何にもなりません。文句を言われた人が仕事を途中で放棄したら、プロジェクトは空中分解です。研究者だって、自分の思いをグッとこらえる時が必要です。
空中分解しそうな修羅場を回避できた夜は、さすがに愚痴りたくなります。
多分、現場監督さんは、類似した場面に遭遇することも多々あるのでしょうかね。
そんな時には、自分で抱え込まず、みんなで知恵を出し合って解決してください。周りのまっとうな人間が助けてくれるものですよ。キレるのはなしです。