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猫に餌を出す係の博士の日記

i-Smart(2016年)の太陽光パネルの劣化率は?

太陽光発電の劣化率の見積もりを某有名ブロガーさんが書いていたので、やや不安になって調べてみました。


太陽光発電の効率は温度や日射量によって変化するし、非線形だから厄介です。この手の複雑な現象を物理モデルなしで変数を増やして解析すると誤った結論を導くことになるので、シンプルに攻めます。


太陽の軌道がほぼ同じである時期の発電量の総量を日射量の総量(時間積分)で割れば、その時期の発電効率のような値が出るはずです。この値を比較すればOKです。期間を長く取れば、温度等の効果の影響をある程度取り除けます。


我が家の場合、4月〜6月中旬までの発電量を日射量で割ると、2016年は 2.2865 で、2017年は 2.2702となります。この値は載せているパネルの容量、向きによって変わるので相対値に意味があります。


2016年より2017年の方が僅かに小さいので太陽光発電の効率が確実に劣化していることが確認できます。注目の劣化率ですが、2016年に建てた私のi-Smartの太陽光パネルの場合、年間約 0.7% のようです。


あらま、1%より小さいですね。この値がどの程度信用できるのかについて検討する方法がありますが、ある程度の値が分かれば良いので、やめときます。


やや気になるのは、通常の太陽光パネルの劣化率(0.5%以下)よりやや大きめだということです。調べてみると、一条工務店は、安いのだけども劣化率がやや高いアモルファスシリコン型の太陽光パネルを使用しているようですね。


アモルファスシリコン型の特徴として、初期劣化として10%程度出力が減少してその後の出力は安定になるようで、この初期劣化はステブラー・ロンスキー効果と呼ばれるようです。下記のWeb-siteに詳しい情報が掲載されているので参考にすれば良いと思います。

一条さんに言うことがあるとすると、実データを基にシミュレーションの説明を丁寧に行った方が良いと思います。「アモルファスシリコン型を使用しているので、初期劣化として初めの数年から10年程度で10%出力が落ちることが知られています。シミュレーションで仮定している劣化速度とは乖離が生じますので、あらかじめご理解ください。」とかでしょうかね?
また、ブログは不正確な内容でも影響力があるので、読み手側の物理・統計等の理系のリテラシーが問われるのだと思います。変なタカリ的な行為が横行しないことを祈っています。

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