騒音:人によって感じかたが違うのは何故?
宿泊体験では、パワコンの後ろに階段したの納戸がありました。そこを開けると、私にとってはとても堪え難いレベルの騒音が聞こえました。なんだか頭がクラクラする感じです。一方で、嫁は気になるけど耐えられるレベルとのことです。
地下のサーバー室の経験がフラッシュバックしました。学生時代にスパコンもどきがあるサーバー室で作業をした時、友人は大丈夫でしたが、私は気持ちわくるなってしまいました。
なんで感じ方が違うのかなと考えてみましたが、どうもわからん。そもそも耳というのは、高度なシステムで脳の処理量は膨大です。
音源の4次元(空間プラス時間)情報+周波数情報を脳が高度にリアルタイム処理をしていることでしょうから、処理量によって感じ方が違うのは当然なのかもしれません。
パワコンの音が気になる場合は、もっとダイレクトに営業さんに文句を言った方が良いです。脳で高度な処理が行われる以上、気になる騒音は高度な処理する脳が疲れ、確実に思考力を奪っていくはずです。
単純に比較できませんが、同様に高度な処理が行わる視覚情報に置き換えると、テレビ画面のブレが大きければ、それを処理する脳が疲れることになります。皆さん、そんな経験ありますよね。それと本質は同じです。
居住空間に騒音発生器は少ない方が良いに決まっています。
私は、i-smartのコンセプトと、これまでの一条工務店の、音に対する取り組みを高く評価しています。
ですので、i-smart購入希望者が、パワコンの知識を持って、静かなものに変えて欲しいと要望を多くの人が営業さんに伝えれば、きっと改善されるはずです。生活の質に大きく関係するパワコンは選ぶ時代になるべきです。
さて、以前の記事をちょっとだけ訂正したいと思います。
一条さんに付けられている田淵電機のパワコンの騒音ですが、よく田淵電機のWebを良く読むと、但し書きがあり、1m離れた地点で、40dB以下と書いていました。
#但し書きの番号振りが間違えているために、見落としていました。(*2→*3)
エネルギーの保存則から、パワコンから50cmのところと比較すると、1m付近のところの振幅は半分になるはずです。
他のメーカーには但し書きが書かれていないので、パワコン極近傍の測定方法結果だとすると、田淵電機のパワコンは10倍以上煩いことになります。
本当にこれほど差があるのであれば、なんだかバカバカしくなってしまいます。多くのパワコンは静音設計とか書いてあるので、本当にバカバカしいほど差があるのかもしれません。
私たち消費者は、こういったことをしっかりと知った上で購入を決めるべきだと考えています。
生活の質を落とすパワコンしか選択できないのであれば、太陽光発電そのものをやめにする選択肢を真剣に検討するべきだと考えます。
このネタはあまりにバカバカしいのでこれでおしまいにします。