さて、分野外のことは基本よく分からない、特に、生物は講義内容が体系化されていない感があり、とても嫌いでした。
そんなこともあり調べていなかったのですが、調べてみると、ネズミは猫の尿臭いを生まれつき避けるようにプログラムされているようですね(ネズミが猫を怖がるのは生まれつき?)。こんなネズミ権(?)を無視した実験を行える神経は真似できませんが、とても面白い結果です。
ネズミは猫のオシッコの臭いを避けるのですが、生まれてから、猫のオシッコの臭いにさらされ続けると、平気になるなんて実験もあるようです。これもネズミ権(?)を無視した実験ですね~
面白いですけど、実験した人は心が痛まないのでしょうか?
一方で、トキソプラズマに侵されたネズミは、トキソプラズマにコントロールされた行動を取ると言うのも興味深いです。脳を乗っ取られて猫の臭いに引き寄せられるネズミがいると言うのは面白いです。ただ感染したネズミは、生き残るのに必要な注意力が散漫になるので、長生きできないでしょうから、それほど心配する必要はないと思いますよ(笑)。
総合すると、室内飼いで、猫トイレを排気するシステムを構築した家は、それなりにネズミが避けてくれるはずです。逆説的ですが、放し飼いにしている猫は、家の遠くでオシッコをするので、ネズミ避けにふさわしくないのですね。面白いものです。
しかし、この手の研究って一般の人でも分かりやすいからズルいな~